天竜川サツキマス白書 vol.18 ミノー編その4

ミノー編の第4弾、今回でミノーのサイズについては最終回となる予定
そろそろ、急がないとサツキマスのシーズンに間に合わなくなりそうです
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前回までに解析したデータから、
ミノーのサイズと、釣れたサツキマスのサイズは関係無い
と結論づけました


とはいえ、ミノーの大きさと関係あるものが何かあるのではないか?
ということで、釣れた魚のサイズ以外の、他の要因との関連性を調べてみます



まずは、”釣れた時間とミノー長の関係”
朝や夕まずめの薄暗い時には大き目、昼間は小型のミノーが効くといった関連性は無いか?
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2009~2001年のデータ('02除く)

どうやら、”時間とミノーの大きさ”は、関係無いようですね
実は個人的には、これはちょっと意外でした・・・



続いて、”釣れた時期とミノー長”の関係
これも'02年除いた過去8年分のデータです
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なんだか、時間の経過とともに、ミノー長が短くなっているような気が???
開幕から4月末までは70mm以上、逆に7月以降は70mm以下みたいな・・・



年度毎に釣れたサツキマスのサイズには偏りがあることが判っているので、
過去2年間のデータだけで、まとめ直してみます
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やっぱり、シーズンの前半では大き目、後半には小さ目のミノーに実績があるように見えます

だとすると、その理由は?

海から川に入って経過した日数を増すにつれ、
センシティブになって(スレて)、小型ミノーにしか反応しなくなるのか?

もしも、ミノーを餌と認識して食餌行為を取っているならば、
身近にいるはずの鮎は成長して大きくなっているはずなので、
やはり食餌行為という意識は無いのか?

日数経過すると(産卵が近付くと)、食餌行為そのものを止めるから、この結果になったのか?

ベイトが河口付近は大型、上流には小型が棲んでいるからか?


不思議なことばかりだ・・・・



場所の影響も見てみます
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やはり、サツキマスは上流域ほど、小型のミノーに反応しているように見えます

データには、ミノー長が全く同一なものが多く、場所も大ざっぱな分類になっているため、
プロットされている殆どの点が、何重にも重なり合っていて、判りにくいですね


ということで・・・
各場所と各ミノー長で、釣れた数をまとめ直してみたのが下のグラフ
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過去10年の230データ('02と'00除く)

GWに下流で釣れるデータ数が多いことを考慮すれば、
上流域ほど小さく、下流域ほど大きいミノーという傾向
がありそうです

時間経過よりも、場所の方が、ミノー長に影響していそうだと思えるのですが、
もし、それが本当ならば、先の推論のうちの

その場所のベイト長(餌の大きさ)が影響したか?
遡上するにつれ(時間経過するにつれ)、スレたか?


といった理由も考えられますが・・・

もしかすると、本当の理由は、サツキマスの生態とは無関係で、
上流と下流での川幅や流速などの釣り手側の事情により、
その長さ(大きさ)のルアーが多用されていたのが理由かも?


難しい・・・・emoticon-0113-sleepy.gif


そもそも、上流と下流で、大小のルアーを同じ回数だけ試した結果として、
得られたデータを解析しているわけでは無いのですから、
こうだ!と断言できないのは当たり前emoticon-0114-dull.gif


まぁ、今までの実績は十分に整理できたので、自分は悩むことなく
下流域では75CD、上流ではエレナ70Fを中心に組み立てていこうと思います

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  by fish_anecdote | 2010-02-25 18:33 | 天竜川サツキマス白書

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