ショアジギのロッド選定

先日、コメント欄でもご質問いただきましたが
最近、浜で釣りしてても、青物狙いのロッドについて質問を受けたことがあります


青物をサーフから狙うロッドやタックルって、
仲間内でも最近、悩まれる方が多いです
買った竿が、今一、合わなかったりしたり


各社から多くのショアジグロッドが登場してますから
贅沢な悩みではありますが、昔と違って選び放題な分だけ
一層、どれを選んだら良いか、判らなくなりやすい


最近、仲間が次々とD社、S社、LUXXE、GM、PALMSなどのロッドを新調しまして
それらに触れてみて、実際に借りてみたりして思うことがあります


みんなそれぞれ、デザイナーの方の『こういう釣りで利用して欲しい!』
っていう思い入れを感じるんですよ



その思い入れと、ユーザーの希望がマッチしてないと、前述のような問題になっちゃうのかな?


各メーカーのHPに竿の詳細なスペック(数字)がありますが、あれあんまり当てになんない
嘘書いてあるわけじゃないけど、あれでデザイナーさんの思い入れが全部伝わるわきゃない
思い入れが強くて、糸この号数だけ、ルアーこの重さだけ、なんて書いちゃったら
それにしか使えないのか?と思われて、きっと売上が伸びないので数字はある程度幅広くなっちゃう。大体、スペック(数字)だけで竿を選ぶなんて無理!止めて欲しい!って思っている竿メーカーほど、スペック表が充実してないんじゃないかなぁ~ なんて思っちゃう。
『数字だけで竿を選んで欲しくない!』という意思表示でもあるのかな??



そんなわけで、ここでは数字のお話なんて一切、する気はございません
ご自身の希望に合っているかをチェックするためのリストみたいなのを書いてみます
※プロではない一般ユーザーが、初めての方を対象に書きますので、そこんとこご了承願います


続きは長編なので、興味ある方だけどうぞぉ~~
 ↓



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ショアジギングロッドの選び方、選ぶときの注意点
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正直、ヒラメをサーフから狙うロッドやタックルと違って
青物をサーフから狙う場合のタックルは
こんな感じ、って一括りにするのが、とっても難しいと思うんですよ

例えば、パームスの新しいジグ、ブギーウォークスメルトプロモーションビデオ
沼田さんがショアガン103Mで30gとか35gのジグで片浜海岸で
ワカシをいとも簡単に釣りあげられてます

ShoreGun

フルキャスト、誘い出しの激しいシャクリ、
喰わせるためのスローなシャクリと、
全てが絶妙なバランスの上に高次元で成立!

これは、華麗ですね~


でもね! いきなり、柔い103Mでこんなことは出来ませんよ(普通の人は)
沼田さんは、キャストが馬鹿飛びますし、メチャ釣りが上手いんで成立してるだけ。
(実際、同じシーバスロッドで並んでヒラメを狙っていたときに、彼の遠投にはぶったまげました)
普通のアングラー(しかも初心者とか)には、30とか35gのジグだったら
103Mじゃなくて、103MHじゃないのかなぁ~? って、
仲間のショアガン103Mを借りて実際に投げてみて感じました

35gなんてキャストがまず怖い!すんげぇあの竿は曲がりますよ!
自分の竿だったとしても、あんなフルキャストは無理かも!
シャクリも竿先が入っちゃうので(ビデオをお判りと思いますが、シャクリでメチャ竿が曲がってますよね=糸たるみも出るわけで)、余程のハイギアか大型リールでなければ、あれは不可能!?
大型=重たいリールだとショアガン(軽量竿)の良さをつぶすので、ハイギア(XG系とか=高額)必須ですね。ステラ持ってくる初心者もそういないと思うんで、そういう意味でも10MHかなと…

それに、あの柔い103Mで、あのリズムでしゃくるには相当、テク(=練習)も必要ですよ


結局は、カタログスペック,雑誌,ビデオなどでは判らないことが山ほどあるわけです
(注;PALMSのビデオは例に出しただけですよ! 誤魔化しているとか言うつもりは無いんです
   実際、103Mがあれだけのパフォーマンスを発揮できるというのを伝えるためのビデオです)

店頭で色んな竿を直に触ってみれば、同じ60gや80gジグキャストの表記でも
竿の曲がり具合が大きく違う2種類があることが判るかと思います
ファーストテーパーなもの、極端に中調子で良く曲がるもの、どちらも最近のロッドです
キャスト,シャクリ,感度,フッキング,ファイト,取りこみ のいずれか、もしくは複数を
優先した結果、その竿がこういった2種の特徴を持つようにデザインされているはずです



果たしてその狙い(デザイナーの意思)が、自分の目的(意思)に合っているものかどうか?


自分の釣行時間              ⇒ 1日中=軽め
自分の足場(磯、浜、堤防)        ⇒ 水面までの距離=長さ、魚の抜き上げ=パワー
自分が行くポイントの形状(遠浅?ドン深い?) ⇒ ドン深でシャクリたい=張り
良く狙うレンジ(水深=表層?ボトム?)   ⇒ 底を取る=感度、シャクリ=張り
ターゲットまでの距離     ⇒ 遠目=長め、細糸に大スプール=長め(大リールとバランス)
ターゲットの魚種、サイズ   ⇒ 小物=柔い竿、磯やテトラで中型以上の青物ならパワー要
ベイトの種類、サイズ     ⇒ 小さいベイトならルアーも小さい(軽量)=遠投に軟さ要
良く使うルアー種別、サイズ      ⇒ 重量ジグ=硬さ,ミノー=軟さ
ルアーウェイト            ⇒ 80gを超えると11~12ftを振りきるには体力要
ルアーの持つアクション, ルアーサイズ  ⇒ リフトフォール系なら張り(硬さ)欲しい
自分が好むルアー操作が出来るか、し易いか ⇒ ショートトウィッチ=短か目
自分の持つリールとの相性     ⇒ 重量バランス(巻き取り量、糸巻きキャパ考えた上でね)
使う糸と、先ガイドの径    ⇒ シーバスロッドだとガイド径細い=太リーダー使えない
グリップの形状      ⇒ グリップ径は自分の手に合う?肘が上手く添えられる?
               リールシートからロッドエンドまでの長さはキャスト時に大丈夫?


などなどを総合的に考慮して、
最終的にはご自身が何を優先されるのかを考えてから
竿を選ばないと後悔することになると思うんですよね


ただ、上記は一般的な例です。
中には、軟らかめ目の竿で連続トウィッチで竿先が入ろうが気にならんという人もいるでしょうし
100gジグで11ftでガンガン投げ続けられる体力の方もおられるでしょうから、
あくまでも初心者の方向けに、気にするべきポイントをあげたものとお考えください。


ちなみに、私のブルビ110Hは、ハッキリ言って重たい!です 290g以上あります
仲間が40gジグでこの竿を試すと、必ずこう言います
『よー飛ぶなぁ~~、でも身体が30分もたない』
ですよね、普通の人には重いですし、この長さではしゃくれませんね
でも、誰よりも遠くの魚を掛けたいとか、混雑した場所でも大型魚を取りこみたいとか
そういった私の目的には合っているんです

慣れなんですかね、、、 今では5時間以上、振り回せるようになりましたが……



とはいえ、カタログスペックだけ見て通販で購入とか、
ネットの情報だけで購入とかでは、自分の目的に合うロッドを選ぶのも難しいですよね

ご自身の希望する釣り方や、魚種、ポイントに合っていないと
幾ら、日本全国で一番多く売れているロッドと言われても
なんか、違うんじゃない??? ってなことになりかねません

本当なら、竿を購入する前に、自分のリール(糸)とジグで試投できたり
魚を掛けてみる機会があれば、それに勝るものはないんでしょうが…
お店ではゴルフクラブのように試打とか出来ないのが現実ですよね

ちなみに、我が家には仲間が良く、リールやら竿やらを持って訪ねてきて
私の竿やリールと組み合わせて、庭でブンブンと振り回していきます
竿の購入前に、何番のリールと合うか? 硬さや重さを体感 したりするためです




皆さんも店先で竿を幾つも触ってみたり、ご自身のリールをセットさせてもらったり、
お店の方に、どんな釣り方をしたいのか相談されてみたり、
また、ご自身のホームグランドで、狙っている竿のユーザーさんに直接、
お話を聞いてみたりされることをお勧めします




これから、始められる皆さんのロッド選びの一助になれば幸いです
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  by fish_anecdote | 2011-08-20 17:57 | 道具

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