天竜川サツキマス白書 vol.4 サイズ編

今週は船に乗る予定があって、現在、急ピッチで準備中です。

全く、準備が終わっていないのですが、今回は仲間内での仕立てで、船長も良く知っている船なので、なんか甘えた気分になっています。針?足りなくなったら誰かからもらおう、、、とか、なんかあったら、船に積んである誰かの竿借りればええやろ、、みたいな。


大概、こんなときは釣れませんね。


さて、天竜川のサツキマスのデータ集計も、サイズ編はこのデータで一区切りとします。

以前の集計結果から年度毎にダービーに登録されているサツキマスの尾又長には隔たりがあることが判りました。そのため、年度が違うデータを一緒にすることはしていませんでした。しかし、年度毎の標本数では分布が綺麗になっておらず、標本数が少ないと感じました。そこで、年度毎に尾又長は異なるのは覚悟の上で、ここに2005年から2009年までの全ての登録魚の尾又長の分布を作ってみました。年度毎に尾又長が異なるとはいえ、年度毎に大きかったり、小さかったりを繰り返すはずなので、年数が多くなって標本数全体が増えれば、きっと綺麗な分布になるだろうというんが狙いです。

2005年~2009年
総登録数 = 272尾
平均サイズ(尾又長) = 35.7cm

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グラフをクリックすると大きく拡大できます

若干のデコボコは、年度毎のサイズの隔たりが影響しているかもしれませんが、さすがに標本数が272までになるとそこそこの綺麗な分布になっているように感じます。

天竜川のサツキマスのアベレージサイズ(最も登録数が多いサイズ)は、36~37cm といったところでしょうか。それを頂点に綺麗な分布を示していますが、やはり27~28cmにピークがあるもう一つの山が重なっているように感じられます。これが、”戻り(シラメ)”なんでしょうかね?海と川の栄養量の違いが、これだけの尾又長差につながるのでしょうかね。
個人的にずっと疑問に思うのは、天竜川の”戻り”は、本当に川の下流部で過ごしたものなんでしょうかね?サクラマスでは短期降海型(早く戻ってきてしまった個体)なんていうのがあるという説もありますが、天竜川のサツキマスはどうなんでしょうかね。

さて、本当に”戻り”の分布が27~28cm中心にあると仮定すると、その戻りの分布(28をピークとした23~33cmの幅の山)を取り去って降海型のサツキマスだけの分布を頭の中で想像してみます。平均値36cm近傍をピークとしてその平均値の上下に同じような勾配を持った綺麗な分布になるような気がします。
”戻り”の個体を除けば、平均値以上のサイズのサツキマスの登録数が少ないということは無いかもしれません。以前の年度毎のデータを見ていたときは、平均値以上のサツキマスは釣りにくいのか?オスだから少ないのか?とか色々と疑いましたが、どうやらそれは見当違いなのかもしれません。

あとは大型魚といわれる部類についてですが、45cm以上の魚は全体の約7%でした。
50cm以上となると、たったの3尾! 全体の約1%でしかありません。 これは価値ありますね。釣ってみたいですね、このサイズを。


今後、2004年以前のデータが入手出来たら、それも追加してみようと思います。
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  by fish_anecdote | 2009-10-20 00:55 | 天竜川サツキマス白書

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