天竜川サツキマス白書 vol.10 漁獲場所編その2

引き続き、漁獲場所と魚体寸法の関係を調べてみました
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漁獲場所の報告がされている
2000年~2009年 総登録数 = 469尾
からのデータです

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グラフをクリックすると大きく拡大できます
  2000~2009年までの漁獲場所と尾又長の関係

一見すると、場所と、釣れた魚のサイズには関係が無い? ようにも見えますが、、、

漁獲時期 ∝ 尾又長  の関係が成立し、
漁獲時期 ∝ 漁獲場所(河口からの距離) の関係も成立している場合に、

漁獲場所(河口からの距離) ∝ 尾又長  の関係が成立しないことは理論上あり得ないはず


年度毎のデータを見ると、ちゃんと『距離∝尾又長』の関係が成立していることが判りました。
どうやら、年度毎に魚体寸法にバラツキがあることと、中~上流域で釣れる小型サイズが、
データを見難くしてしまっているようです


このデータから、これまでの疑問について幾つか判ったことがあります

①大型はどこで釣れるのか?

どこでも釣れそうですね(笑)
実は、私は上でしか釣れないのかと思ってました(恥)
デカイのは後半で狙え! ってのは正しくても、上で狙え?ということでは無いみたい


②川を遡上中に成長しているのか?

やや成長しているように見受けられますね
河口から船明ダムまでの間で、約3cm程度でしょうか?
漁獲時期と寸法の関係をまとめたときに、毎月3~6cmの成長を続けているのか?
という疑問がありましたが、河口からダムまで30kmを3カ月で移動、
その間の成長が約3cm、ということは、毎月の成長率は1cm/月
海で過ごす日々の成長率=3cm/月 と比較すると妥当かも
(※サツキマスは川で食餌を行っているということは、過去の胃袋検証からも間違いありません)


次回からは、釣れたルアーの検証をしていこうと思います
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  by fish_anecdote | 2010-02-06 09:33 | 天竜川サツキマス白書

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