プレスベイト FUSION
その際に使用していたDUOプレスベイトFUSION。
そろそろ店頭にも並び始める頃ではないでしょうか。
このFUSION、実はその特徴をちょっとご紹介してみたくなるルアーの一つであります。
特徴>
その1、ジグスプーンという位置づけで、内部の殆どがウェイトである鉛となっていますが、
実は樹脂コーティングが結構分厚いです。
そのお陰か、耐久性が優れています。テトラに当たっても、シイラに食われても、意外と傷だらけになりません。ジグやスプーンのような金属に薄い塗装のものとは比較にならない優れものです(一番上の写真はサーフでの数回使用後にオフショアでシイラを釣った後の写真です)。
左の写真からも判るかもしれませんが、左右(上下?)非対称なボディの複雑な形状も、この樹脂コーティングで表現されており、まさに樹脂と鉛のいいとこ取りといった感じ。
その2、樹脂コーティングが結構分厚いためか、塗装が非常に綺麗で見栄えが良いです。
それが釣れる理由になるのか?となると甚だ疑問ではありますが、ルアーと〇は美しいに限ります(私は)。各種、カラーも揃えられており、中でも強烈?なのは写真手前の北海道限定カラーでしょうか
その3、ボディ腹部アイの根元に1箇所、穴があります(不良品ではありません)。
メーカーのHPにも説明がありますが、貫通ワイヤー構造で大物にも対応するような設計になっていますが、この構造であるが故にワイヤー部分に水が侵入するようで、海水での使用後に水洗いを推奨しています。
その4、アクションは中々の優れもので、へらへらと枯葉が宙を舞うように、ラテン系の
ダンサー(女性ね!)が艶かしく腰を振るかのように(←わかりにくい表現ですが、
まさにこんな感じ)、高比重のルアーの割りに、スローでも良く泳ぎます。
但し、足場が非常に高いところからの釣りでは、スプーン形状であるが故と、樹脂
コートが厚く高浮力のためか、ルアーが浮き上がりやすく、私には使いこなせませ
んでした。
最近はお店のルアーコーナーには、鯛かぶら、インチク、ジグスプーンなど様々な形態の商品が並んでいて賑わっていますが、その中でもきっとFUSIONはひときわ異彩を放つ存在になるのではないでしょうか。
今後も、サーフ、オフショアの様々な魚種に使用してみるつもりです。
by fish_anecdote | 2008-08-14 10:13 | 道具